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Mental management

実践編

自己実現

目標を達成するには自己実現が重要なキーワードとなります。では、実際に自己実現とはどのような定義で説明できるのか見てみると一般的な解釈は以下の通りです。

1 《self-realization》自己が本来もっている真の絶対的な自我を完全に実現すること。普遍的、絶対的自我の実現が究極の目的であり、それに導く行為が正しい行為だとする、T=H=グリーンやブラッドリーなどの倫理説。グリーンは、これが人生の究極目的であるとした。自我実現。

2 転じて、自分の目的、理想の実現に向けて努力し、成し遂げること。「自己実現を夢見る」「第二の人生では地域への貢献を通じて自己実現を目指す」

自己実現(self-actualizationまたは、self-realization)とは、もともとは心理学の用語で、ゲシュタルト心理学者で脳病理学者でもあったクルト・ゴールドシュタインが初めて使った言葉で、彼の教え子の一人、カウンセリングで有名なカール・ロジャーズや深層心理学のカール・ユング、そして人間性心理学の最も重要な生みの親アブラハム・マズローらによって有名になった言葉です。

自己実現の定義は心理学者の間でも微妙にニュアンスに違いがあります。自己実現とは何か?自己実現とはどういう意味か?自己実現がどのような状態を指すか?正確に分かる人は少ないかもしれません。自己実現の意味とは、

  1. 個人が自己の内に潜在している可能性を最大限に開発し実現して生きること。
  2. 理想の実現に向けて努力し、成し遂げること。

といった意味で使われています。

1.は心理学的なニュアンスが濃い自己実現の意味です。もともと心理学用語だった1.の自己実現の意味が一般大衆化されて、2.の自己実現の意味合いで使われるようになりました。

私達が一般的に使っている自己実現の意味はどちらかというと、2.理想の実現に向けて努力し、成し遂げること。の方ではないでしょうか。

PDCAサイクル

目標達成に不可欠なのはPDCAサイクルですが、これはビジネスではよく使われる言葉です。今更これ?って思うかもしれませんが、これがとても重要なんです。

PDCAとは「Plan・Do・Check・Action」の頭文字を並べた言葉で、それぞれの意味は、以下のように言われています。

Plan:計画を立てる
Do:実行する
Check:評価する
Action:改善する

PDCAは「PDCAサイクル」という言い方もされます。P→D→C→Aときて、Aからまた次のPに進む。このサイクルを「クルクルと回し、継続的に仕事の品質を高める」のが大切だと言われています。

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<「Plan」に関する実践編>
・仕事のゴールイメージ
・ゴールイメージのすり合わせ方
・すり合わせに役立つ質問
・段階別ゴールイメージ

<「Do」に関する実践編>
・中間ゴールイメージ
・意識するから気づく
・ささやかな調査や実験
・観察は攻めの行為

<「Check」に関する実践編>
・振り返りのバランス
・評価や意見を取りにいく
・聞き方で情報を引き出す
・経験情報の「3点セット」

<「Action」に関する実践編>
・「そのまま」と「ひとひねり」
・自分の記憶に頼らない仕掛け
・マイセオリーの作り方
・「学び方」を学ばせる


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