売上をあげる事が社長の仕事 | 社長の戦略講座 BLOG ＜IT'S STRATEGIC＞

ITS P’S STRATEGIC – 社長の戦略講座

経営者あるあるですが、最近を振り返ってみると『売上を作ること』にフォーカスしきれていません。つまりは、マーケティングをしているつもりで、実はただただ作業をしていた…これが続いています。

本来、経営者の仕事は経営です。しかし、業種業態によっては現場のどこまで介入するかは様々です。でも、作業的な仕事の殆どを経営者が行なっていては売上を作り出すことは出来ないという前提があります。

・広告、デザイン手配

・LP制作、リリース

・プロモーション企画

・セールス或いは商談

・セミナー講師、立案

こうした活動自体はマーケティングではなく、ただの仕事ですよね。ただ仕事をやるだけなら、それなりにスキルのある人やリソースを使えば、誰にでもできるし任せることは可能です。

でも、売上を作るための活動はマーケターにしかできません。そして、それは社長や経営者であっても同じことだと思います。つまり、『マーケターの仕事はただ１つ、売上を作ること』です。

もしこれが自分の店なら、新商品の開発ばかりに力をいれていて全然売上を作ろうとしない…もしくは、スタッフの育成ばかりに力をいれてしまい、気付いたら１ヶ月が終わっていた…ということと同じですよね。

『社長の仕事はマーケティングだ』というダン・ケネディの有名な言葉にもありますが、我々経営者は仕事じゃなくて、マーケティングを実践していかないとダメですよね。

仕事をやるついでにマーケティングをするのではなくて、マーケティングの合間に仕事をする。その姿勢でいないと、本物のマーケターではないし、事業を成長・拡大させていけないということです。

冷静に振り返ってみてください。仕事をして満足していませんか？今月は、あれも作ったし、これも作ったし、これも準備したし、この企画も進めたし…でも、結局それで「売上はいくら？」という話です。

今月はいろいろ準備が忙しいから…あれこれ作らないといけないから…『本当の仕事』がマーケティングであるなら、これは言い訳に過ぎません。『本当の仕事をせずに、違う仕事をしていた…』と言う結果です。

もしあなたが経営者であるならこれはとても大事なことなんですが、改めて気づくきっかけになったと思います。なので、ぜひ一度冷静に振り返ってみて欲しいと思います。

集客のためリスト獲得のために、LPを書いていたり、セールスレターを準備したり、チラシを書いているのが日々の活動なら…それは仕事であって、マーケティングではないということです。

もし新作や新商品を考えることに没頭してしまっているなら、それも残念ながらマーケティングとは言えません。その他にも雑務がいろいろあるでしょうが、もちろんそれも違います。

目の前の仕事が増えてくるとマーケティングを忘れてしまったり、後回しになってしまうと思います。でも、本当に大事な仕事は、マーケティングなんです。

もし最近、マーケティングをサボってしまっているなと思ったなら、改めて、業務内容を見直し経営者として必要な業務のみに注力しそれだけを実践していきましょう。

PS:

【社長の戦略講座主宰須山さとしプロフィール】

経営コンサルタント/ストラテジスト。99％の日本人経営者が知らない、道義的経営商売繁盛戦略をお伝えしています。日本風マーケティングの伝道師で、モラリティマーケティング５ステップ「浄迎談慮和」は唯一無二のメソッド。マーケティング相談案件年間 300 件超、課題問題発見率98％、マーケティングアドバイス1000社超、売上アップ 1.5 倍超などの実績。飽きない人生を満喫したい社長を応援します！

【お知らせ】

◾️マーケティングのヒントノウハウの最新版が毎月DLできる。さらに、メンバー同士でビジネスが交わせる、経営と敬神のクロスオーバーというコンセプトのオンラインサロン。「かみつむぎの会」参加方法はコチラ…

↓